オタネニンジンはウコギ科の多年草で朝鮮半島や中国東北部に分布しています。一般にニンジンとはセリ科の人参を指しますが、古くから生薬として使われてきたのはウコギ科のオタネニンジンの根です。江戸時代に幕府が種子を各藩に分与する形をとっていたことからオタネニンジンという呼び名がついています。
オタネニンジンの根にはジンセノサイドというサポニン配糖体が含有され、ほかに精油、糖類、アミノ酸、有機酸、ビタミンB群、ミネラル、コリンなどの成分が含まれています。昔から漢方薬として珍重されており、健康維持、心身の活力として愛用されている素材です。オタネニンジンの代表的な働きは、自律神経を調節し、胃腸機能を整え、ホルモンの活性化、内臓を活発にする、またエネルギー増強作用、造血作用と血行を改善させる作用があります。